Unreal(アンリアル)はEpic Gamesが開発したFPSです。
同時期のFPSがQuakeエンジンを用いている中、このゲームは独自のUnrealエンジンが使用されました。
後に、このUnrealエンジンのライセンス業で大成功します。現在のゲームにも進化したUnrealエンジン4が用いられています。
当時のFPSの中でグラフィックの美しさは群を抜いていて、このゲームも大ヒットしました。
グラフィックの品質が大幅向上したにも関わらず処理が極端に重くなる事が無く、当時のPCでも快適にプレイ出来ました
(体感的にはHalf-Lifeより重く、Sinより軽い感じです。)。
そしてUnrealエンジンから光の処理が自然になりました。Quakeエンジンでも暗いエリアがありフラッシュライトはありましたが、
Zバッファのような処理はされておらずライトが照らされた部分のみが光る不自然な処理でした。
UnrealエンジンはThiefで用いられたDarkエンジンよりも光の処理が自然になった感じです。
どこかの惑星に不時着した船で生き延びた囚人が主人公で、敵はその惑星のクリーチャー達です。この辺はQuakeと同様に問答無用で襲い掛かってきます。
一部Nariという腕が4本ある原住民がいますが、他クリーチャーと間違えてうっかりやっつけてしまわないように注意が必要です。
そもそもストーリー的に仲間がいると思えないので動くものは全て敵だと思って攻撃しちゃいますけどねw
個人的にはヘンテコな武器が多く、使い易い武器が無かったのでせめて王道のショットガンくらいは欲しかったと思っています。
また他FPSと同様にオンライン対戦が出来ますが、オフラインでもBot相手にオンライン対戦の練習が出来ます。
後にUnrealトーナメントという対戦重視のゲームに力を入れ始めますw
また、
GOG.comが$9.99でDL販売しています。
インストール
Windows98時代のゲームですが、Windows7 Pro64bitで普通にインストールする事が出来ました。
但し、そのままでは処理スピードが速すぎる為、まともにプレイする事が出来ません。
私のPCでは最大で692fpsのフレームレートでまともにプレイ出来ませんでした。
マルチコアCPUの場合、
Thief1と同じ方法で使用コアを1つにします。
使用コアを1つだけにしても未だ処理スピードが速いと思います。
Unrealのメニュー ⇒ Tools ⇒ System Consoleを選択すると、コンソール画面が開きます。
コンソール画面で
slomo 0.1
と入力すると、ゲームスピードが10分の1になります。
Unrealのメニュー ⇒ Options ⇒ Preferences ⇒ Gameを選択し、Game Speedが10%になっている事を確認します。
スライドバーを動かす事で変更する事は出来ますが、GUI操作では50%までしか下がりません。
これでようやく30fps付近に落ち着きました。
それでもまだ動作が速い場合は、動画等を再生して負荷をかけます。
WindwosXP以前のOSであれば、Battle Encoder Shiraseというソフトでプロセス毎のCPU使用率上限が設定出来ます。
ちなみに私の動作環境は
CPU:Core i5(4コア)
OS:Windows7 Pro(64bit)
GPU:Nvidia GeForce 7600GT
です。
チートコード
ゲーム中に~(チルダ)キーを押すとコンソール画面が表示されるので、
以下のコードを入力する。
コード |
内容 |
god |
無敵 |
invisible |
透明化 |
allammo |
全弾薬入手 |
fly |
飛べる |
ghost |
ゴーストモード(壁抜け) |
walk |
fly,ghostモードの解除 |