Postalは日本の番組でも取り上げられた米国での事件を元ネタに開発された非常に不謹慎なゲームです。
酷過ぎる勤務態度を注意された郵便局員が逆ギレして、職場の局員を次々と射殺し、最期は自殺したという事件です。
古いゲームでグラフィックも地味ですが、ゲーム内容が酷過ぎるという事で発売禁止になった国があります。
日本での発売禁止も懸念しましたが、普通に発売されました…むしろ箱の帯に発売禁止になった事を大きくアピールして売られていました。
Postal事件を元ネタにしただけであって、
ゲームのストーリーは全く関係無いものになっています(そもそも、ただただ人を殺すだけのゲームにストーリなんて無い?)。
ゲーム開始直後は自宅前からスタートして、早速警察に囲まれています。
人々を皆殺しにする事と自殺出来る事以外は、元ネタの事件と接点がありません。
それから次のステージに進むには、
Killedが80~90%程になってから「F1」キーを押します。
「F1」キーを押さない限り、そのステージに留まったままになります。これを知らないとバグで進めないと勘違いします。
パレードを襲うミッション(ミッション??)。
このPostalシリーズのゲームにはパレードを襲う場面が出てきます。
単純にパレードを襲う場面を作りたかったのでしょう。
開発元のRWS社と酷いゲームを訴える人々…開発元はゲームを発売前からこういう事になる事を想定していたんですね。
そして真上からの視点のステージ、真上からの視点になるとGTA1っぽく見えます。
デパートでは開始早々に「なにぃ!?Postalを売ってないだとぉ!?」w
Postalが売ってない事に激怒し、デパートに居合わせた人間が惨劇に巻き込まれます。
老人向けリゾート施設でも大暴れ、ゴルフ場にあるフラグは持ち歩けます。
フラグを持っても何の意味もありません。
拡張パックで秋葉原と大阪ステージがプレイ出来ます。
プレミアムパック版にも拡張パックが含まれています。
日本のステージは背景のグラフィックの質が落ちています、というかかなり手抜き!?
最終ステージの小学校は自動で行われる為操作出来ません。
後に、学校で銃乱射し、犯人が銃で頭を撃ち抜いて自殺するという事件が発生しますが、
このシーンをそれを予期して作成されたのかもしれません。
そして学校での銃乱射事件が起きると、「ゲームに影響された」と報道されました。
てゆか、そういう行動を起こすサイコパスは、こういうゲームをプレイしなくてもそういう行動に出る事には変わりないと思いますけど・・・
一応エンディングの存在します。
犯人は逮捕され、サイコパスの研究対象になるという内容です。
・・・犯人は自殺しなかったんですね・・・
そして、なんとこのゲームのシネマが存在します。
Postalの事件とは関係の無い内容で、Postal2のゲームの内容をシネマ化した感じです。
色んな意味で見ない方が良いです。
PostalはSteamとGOG.comでDL販売されていますので、相場価格が高騰しているパッケージ購入よりはDL購入の方が安く済みます。
■Steamで購入。
Postal : 198円
Postal2: 980円
Postal3: 1480円
■GOG.comで購入。
Postal : 5.99ドル
Postal2: 9.99ドル
更に2016年春にリメイクされた
Postal ReduxがSteamで発売されるらしいです。
http://store.steampowered.com/app/401680
インストール
Windows98時代のゲームですが、Windows7 Pro64bitでプレイ出来ました。
ただし、キャプチャーがうまくいかなかったのでWindowsXPでプレイしています。
あとはゲームを起動する前に、
.exeファイルを右クリック⇒プロパティ⇒互換性⇒互換モード⇒Windows 98を選択してから実行します。
これをしないとキー操作の反応が非常に遅くて、まともにプレイ出来ませんでした。
ちなみに私の動作環境は
CPU:Core i5(4コア)
OS:Windows7 Pro(64bit)
GPU:Nvidia GeForce 7600GT
です。
チートコード
ゲーム中に以下入力するとチート発動。
キー |
内容 |
gimmedat |
全武器入手・体力回復 |
iamsolame |
透明化 |
theresnoplacelikeoz |
次のステージへ |
thickskin |
ダメージ軽減 |
hesstillgood |
死亡状態から復活 |