Thiefの3作目です。
過去2作を開発したLooking Glass Studios社が倒産し、3作目は出ないと思われましたが、
名作DeusExを開発したION Storm社(LGS社と同じく倒産)がシリーズ3作目を手掛け、2004年5月25日に発売されました。
当サイトでは便宜上Thief3と記載していますが、正式にはThief Deadly Shadowsでタイトルに3という数字は入りません。
開発元が違うので3という数字は入れられなかったのでしょう。
発売されたのがDoom3時代なのでグラフィックが劇的に向上し、ThiefのゲームエンジンもDarkエンジンからUnrealエンジン2へシフトしました。
また敵を気絶させるとゴム人形のようにフニャフニャになりますw
同社が発売したDeusEx:Invisible Warも倒した敵がゴム人形になってた気がします。
そして何故か追加された3人称視点・・・1人称視点と切替えは可能ですが、3人称視点重視で作成されているみたいなので、
操作毎にキャラクターがカクカクして3人称視点特有の挙動になります、これはThief1/2に慣れている人にとって操作に違和感を覚えます。
またミッションの合間に挿入された街を歩き回れるシステム・・・
これにより自由度の高い状況化生まれた反面、ナビが無い為どこに行ったら良いのか分からなくなる現象が発生しました。
そしてミッション中のワールドが分割されるというシステムが導入され、緊張感が薄れました。
Thief1/2ではワールドが分割される事は無かったので、敵に追われても隣りのワールドへ逃げれば難を逃れられるという事はありませんでしたが、
今作ではそれが出来てしまいます。
更にミッション中にワールド読み込みのロード時間が水を差す結果になりました。
そんな事もあり、3作目はグラフィックが向上したにも関わらず酷評でした。
ステルス要素を含んだFPSは普通になってきたので、ステルスゲームがもう珍しく無くなったせいもあると思いますけど・・・
日本では特に売れませんでした、恐らく購入したのは私のようなThiefシリーズをプレイしてきた一部のThiefファンが殆どだと思われます。
インストール
Windows XPの時代のゲームで、現行のPCで動作しそうな気がしますが、Thief1/2と同様に動作しません。
現行PCでプレイしようと思うと様々な障害が発生します。
現行PCでのインストールや設定方法を紹介します。
インストール方法は、こちらの
インストールページで説明します。
ミッション
Thief3も海外の会社が作成したPCゲームで、この当時の洋モノPCゲームの殆どは日本語版という物はありません。
(大手の海外ゲーム会社が作成したものには日本語字幕版というものはありました。DeusExに日本語版はありましたが、日本で売れなかったThief3は日本語化されませんでした)
ちなみにThief3でようやく字幕表示オプションというシステムが設けられましたが、ゲーム中に登場する書物と同様に独特のフォントを使用していて
非常に読み難かったりします。
英語が苦手な人にとってはさっぱり理解出来ず、ストーリーの進行はフィーリングでしか分からない事になり、
ストーリーの内容も理解出来ないので面白さが半減してしまい勿体無いです。
このコンテンツではストーリー中の重要な会話や書物の内容を日本語で解説し、動画でも日本語字幕を付けて紹介します。
各ミッション毎については、こちらの
ミッションリストで説明します。