Thief2もOSがWindows95/98、GPUが3dfx社のVoodooシリーズ、CPUはMMXテクノロジーという時代のゲームですので、
現行PCでプレイしようと思うと様々な障害が発生します。
現行PCでのインストールや設定方法を紹介します。
現行PCでよく発生するトラブルは、ミッションが始まった数秒後にフリーズする、ムービー再生時でゲームが落ちる等の症状です。
ちなみに私の動作環境は
CPU:Core i5(4コア)
OS:Windows7 Pro(64bit)
GPU:Nvidia GeForce 7600GT
です。
最低限のインストール
- TTLGフォーラムから
TafferPatcher v. 2.0.16
をダウンロードします。
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普通パッチはインストール済みのデータに対して当てるものですが、
今回はThief2がインストールされていない状態でパッチを当てます。
ここが重要です!!
もしThief2をインストール済みであれば、アンインストールします。
- TafferPatcherを実行します。
インストール先のフォルダを設定して、下のチェックボックスにチェックを入れます。
これはCDのデータをHDDにコピーします。
普通にCDからインストールする時にフルインストールを選択してもHDDに全てコピーされるのですが、
CDからインストールをすると何故かムービーファイルはCDから読込みを行ってしまいます。
これが後々トラブルを引き起こします。
その為、TafferPatcherを使ってCDからインストールが必要になります。
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Nextを押すと、Thief2のCDが入っているドライブを選択してOKを押します。
CD1 ⇒ CD2 ⇒ CD1と入れ替える事になりますが、ナビゲーションに従って交換します。
- パッチを当てて終了ではありません、
Thief2のインストールフォルダを開き、thief2.exeの実行ファイルをそのまま実行すると何故かエラーが発生します。
これを回避するには実行ファイル名を変更します。
適当にthief2_123.exeに変更します。
ゲームが起動しない時の対処
上記の最低限のインストールでもゲームが動作せずに落ちてしまう場合の対処方法です。
- ゲーム中に挿入されるムービーシーンでのエラーが発生する場合。
これはThief1での対応と同様にIndeo5 Codecをインストールして対応しますが、Indeo5 Codecをインストールしてもムービーシーンがエラーが発生する場合があります。
Thief1の時はムービーファイルを削除すればエラー回避出来ましたが、
Thief2ではムービーファイルが存在しないとエラーになります。
なので、今回はムービーファイルを現在のPC環境で動作するムービーファイルに差し替えます。
Thief2をインストールしたフォルダの配下のMOVIESフォルダを開きます。
ここにaviファイルがありますので、bakフォルダを作成して、ここにあるaviファイルを全てbakフォルダに移動します。
Windowsムービーメーカー等を使用して、適当にダミーのaviファイルを作成します。
ダミーのaviファイルを作成したら、MOVIESフォルダにコピーして、元々あったファイル名に合わせてファイル名を変更します。
これでゲーム中に挿入されるムービーはダミーのaviファイルが再生されます。
ここでダミーファイルが再生されずにエラーとなる場合、
上記で記載したCDのインストーラーからインストールしている可能性があります。
上記で説明した通り、CDのインストーラーからフルインストールしてもムービーファイルは何故かCDから読み込まれるので、
HDD上のファイルを変更しても意味が無くなります。
- ミッション開始直後に落ちる場合。
Thief1と同様に、マルチコアCPUやワイドスクリーン関連でエラーになっている可能性があります。
Thief1での対処方法を参照して下さい。