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PS3 CECH-2000Aがブルーレイディスクを完全に読み込まなくなりました。
てゆかブルーレイディスクを取り込まなくなりましたorz
これだからフロントローディングタイプは・・・こういう故障があるから簡素なトップローディングタイプの方がいいですよね。
以前はブルーレイディスクを入れると、何度かガチャガチャ音がして運が良いと読み込んでいました。
ある程度PS3の温度が上がると読み込む確率が向上していましたが、それでも何回もディスクを入れ直す必要がありました。
一度ブルーレイを認識すると、あとは普通に読み込めますが、違うディスクを入れるとブルーレイの認識でコケます。
おそらくディスクがコピー品じゃないかチェックするコピープロテクトの判定時にコケているのかも!?
この型(CECH-2000A)はブルーレイドライブのレンズピックアップにソニータイマーが仕込まれているらしく、運悪くこの型のPS3を購入してしまった人はブルーレイディスクが読み込めなくなるのは運命らしいですw
尚、ブルーレイとDVD/CDは別レンズなので、ブルーレイだけ読み込めなくなりDVD/CDは普通に読み込めます。
ちなみにソニーはこういう不具合は絶対に認めません!認めてしまったら無償回収せざるを得ないので、意地でも認めません!特定の型式の製品に同じ症状の不具合が全国から報告されても絶対に認めませんw
そのため、1年間の保障期間を過ぎたら勿論有料修理になります。
てゆかPS1の時もピックアップ不良になったし・・・流石ソニーです、ソニー製品はよく壊れますw
ただ、YLODにならなかっただけ運が良かったと思うしかないですね(・∀・)
てゆかこんなの完全にリコール対象でしょうw
まぁブルーレイが読み込めなくなったからと言って人体に被害が及ぶわけじゃないですからね。
多分、ブルーレイのレンズピックアップを製造した下請け業者が、修理の仕事を得る為にワザとソニータイマーを仕込んだか・・・コストをケチったか・・・
PS3をひっくり返して背面のメクラを外して7本のネジを外します。
このシールを剥がすとこの不良品の型式のPS3の修理は一切受け付けないといういつものシールです。
まぁこの型は既に修理受付していないですしねw
PS3を修理するならPS4か新品のPS3を買え!というソニーの横暴です('A`)
HDDの蓋付近に星形のネジが3本ありますが、これはT-8のトルクスドライバーを使用して外します。
AC-6088というトルクスドライバーセットの方がT-6,T-8,T-10が揃っているのでお得かも?
それからPS3は一応精密機械ですので、内部のネジを外すには精密ドライバーが必要になります。
背面のメクラを外して7本のネジを外しました。
PS3をひっくり返して上蓋を外します。
清掃した後で写真には写ってませんが、タバコのヤニで茶色くなったホコリだらけでした。
私はタバコは吸わないのですが、タバコの煙が多い場所にあった機体なので凄い状態でした(´・ω・`)
PS3を分解する前からエアーで内部のホコリを吹き飛ばしていましたが、それでも結構な量のホコリが残っていました。
見ての通りPS3には大型の冷却ファンがあり、その先には大きな放熱用ヒートシンクがあります。
昔のコンシューマー機とは異なり、外からの吸気量が非常に多くなっています。
なのでこういう精密機械がある場所ではタバコは吸わないようにしないとですね、タバコの粒子を大量に吸い込んで中が茶色くなって故障の原因にもなりますので、吸気口もこまめに清掃しておく必要がありますね。
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上の方にある電源ユニット脇にあるネジと白いケーブルを外します。
左側にあるネジと白いケーブルも外します。
ネジとケーブルを外したら、電源ユニットを持ち上げます。
基盤から出ている電極が電源ユニットに刺さっているので、ここが堅くて外れにくいです。
電源ユニット側がコンセントみたいになっています。
電源ユニットが外れました。
冷却ファンは外す必要はありませんが、せっかくなので汚れている冷却ファンを外して掃除します♪
冷却ファンについている黒いネジを2本外すと取り外せます。
電源ユニットを取り外したら、ブルーレイドライブの上にある黒いネジとケーブルを外します。
フラットケーブルは茶色のストッパーを上げてから外します。
ストッパーを上げたら、上に持ち上げるとフラットケーブルが抜けます。
ちょっと硬いので左右交互に持ち上げながら徐々に上げるとケーブルに負担をかけずに抜けます。
ブルーレイドライブは手前の方を持ち上げると簡単に外せます。
これが問題のブルーレイドライブですw
先ずは上蓋の下部にある3つのネジを外します。
ドライブをひっくり返したら上部にあるネジを2本外します。
下部にあるネジ3本も外しておきます。
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もう一度ひっくり返して、シルバーのカバーを取り外します。
シルバーのカバーを取り外したら、下にあるネジ2本を外して上側にあるツメを外すと、
そのままドライブの上半分を外せます。
レンズピックアップが見えてきました。
この後背面カバーを取り外すのですが、この状態でひっくり返すと右上にあるプラスティックのギアが落ちて紛失してしまいます。
これです。
ひっくり返す前に外して保管しておいた方がいいです。
背面カバーの脇に黒いテープが張られているので、テープを剥がします。
テープを剥がすと背面カバーを取り外せます。
取り外すとレンズピックアップの型式をチェック出来ます。
このPS3のレンズピックアップはKEM-450AAAでした。
厄介な事にCECH-2000Aの型式は必ずKEM-450AAAを使用しているとは限らないらしいです。
先にKEM-450AAAを準備しておいて、PS3を分解してみたら違う型式のピックアップだった・・・なんて事になってしまうので、
レンズピックアップを発注する前に分解して型式を確認しておく必要があります。
レンズピックアップ周りのデッキ付きのASSYの方が交換するのが楽です。
デッキ付きでも500円くらいしか価格が変わらないので、デッキ付きの方が良いと思います。
ブルーレイレンズピックアップをAmazonに発注して36時間で届きました。
発注する時間にもよりますけど、タイミングの良い時間に注文すると届くのが速いですよね。
大して値段が変わらないのでデッキ付きのレンズピックアップを注文しました。
一見密閉されているように見えますが、脇がスカスカの為ホコリが入り込んでます。
多分、このスカスカの状態でAmazon倉庫に保管されていたんでしょうね。
若干ホコリが入り込んでましたが、レンズが非常にクリアですw
取り外したピックアップのレンズは白やけしていました。
(レンズの白やけはレンズ研磨する必要がある為、レンズクリーナーでは解消出来ません。)
それではピックアップの交換です。
まずはフラットケーブルを外します。
黒いストッパーを上に上げて、フラットケーブルを引くとスルっと抜けます。
続けて裏側です。
裏側の基盤に繋がっているフラットケーブルを外します。
フラットケーブルを外して、基盤の上側を持ち上げると基盤が外れます。
基盤を持ち上げる時に、ツメがあるのでツメを押しながら持ち上げます。
ちょっと外すのに手こずるかも知れませんが、状況を把握しながら力を入れずに外します。
ようやくレンズピックアップ全体が見えました。
レンズピックアップの四隅にあるネジを外します。
ネジを外したらデッキごと取り外します。
デッキ四隅についているゴムを外し、新しいデッキに取り付けます。
あとは逆の手順で組み上げるだけです。
型式 |
Amazonリンク |
KES-400A |
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KES-410ACA |
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KES-450A |
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KES-450AAA |
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KES-450DAA |
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KEM-400AAA |
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KEM-410ACA |
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KEM-450AAA |
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KEM-450DAA |
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KEM-850PHA |
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おまけ
新しいレンズピックアップのフラットケーブル接続部を見たら・・・
( ゚Д゚)ハァ?
損傷しとるやんけー!!
こんなの返品や~!!
と思いましたが、奥のピン自体は損傷していなかったので精密ドライバーで修復しました。
そして仮組してディスクを挿入してみると・・・
なんとディスクを取り込まないまま直ってません!!
色んな箇所を調べた結果
右下にあるギヤを手で回してみてもピクリとも動きませんでした。
モーターの抵抗もありますけど、通電していないモーターに人の手で動かせなくなるくらいの抵抗がある筈ありませんw
モーターの先に付いている螺旋状のギアにホコリが溜まっていたので、精密ドライバーで綺麗にホコリを除去しました。
写真はホコリ除去後のものです。
多分、PS3をエアーで吹いてホコリを吹き飛ばした時に、PS3内で舞い上がったホコリがギヤのグリスにくっついてしまったんでしょうね。
これだからフロントローディングは・・・
再度仮組して、ディスクを入れたら・・・
ちゃんと認識したみたいです。
この後、元通りに組み直しました♪
もちろんちゃんとゲームも出来ました♪
今からPS3を購入する人は少ないとは思いますが、故障の多いフロントローディングのタイプは絶対に購入しないように、
また、レンズピックアップにソニータイマーが仕込まれているCECH-2000Aは絶対に購入しないように!!